業務内容
01.仕様決め
次期モデルの機能や性能を決めます。
自動車メーカーやシート部品メーカーの関係部署と協力して決定します。
『設計者はパソコンに向かって黙々と』なんてイメージがあるかもしれません。
実は多くの人と関わる仕事なんです。
02.形状検討
仕様が決まったら、3次元CAD”CATIA”を使い詳細検討を行います。
車両の限られたスペースの中で、求められる機能・性能が満足するように、形状を決めていきます。
ここでも、みんなでアイデアを出し合い、協力して形状を決めるのです。
03.試作・評価
形状が決まったら、試作品を作り評価を行います。
その他にも、実際に物に触れて「設計の確からしさ」「狙い通りにできているか」を確認し、不具合の抽出をします。
抽出した不具合は対策を検討し、形状を修正します。
これも意外かもしれませんが、現場に行って物に触れる仕事でもあります。
04.図面作成
物での確認が済むと、量産品を作るための図面を作成します。
この図は正式図と呼ばれ、設計最大のイベントです。
正式図の後は、自分の設計が実際のモノになるのが待ち遠しい期間です。
05.量産前準備
量産と同等のモノが作られ始めます。
そのモノが狙い通りに出来ているか、確からしさを確認します。
さらに製品の質をあげるために、生産現場と協力して作り込みを行うのです。
06.量産開始後
ユーザーからの指摘に対して改善を行います。
ユーザーがより使いやすいモノにするために改善するのです。
先輩が語るやりがい
世の中にある商品の開発の流れを知ることができ、携わることができる!
アッセンブリー開発という、自動車用シートの部品開発から設計、組み立てと、開発全体を行える。
開発全体を知っているから、仕様決めでの提案が出来たり、先読みして不具合の未然防止が出来たりできる点が、株式会社エアードの強みで私達のやりがいです。
また、若手社員の皆さんの意見も交えた開発で、新たな視点を取り入れた技術を身に付けることができるのことも楽しみです。
使っている人を笑顔にできることが、この仕事の喜び!
自分が設計したシートに座って、楽しくドライブしているお客様を見ると嬉しくなります。またその人の安全を守れる責任感もあり、人のための仕事なんだと誇りに思っています!
雑誌やテレビコマーシャルなどで取り上げられることも活力になります。
「このシート、私が設計したんだよ!」
家族や友人に、自慢しちゃうこともあります(笑)
未来への扉。それは未だ見ぬ可能性への入り口。開けるときは今